メッキQ&A


スピン仕上げとは?

流動研磨法の一種で、研磨材を固定したまま、品物
(被研磨材)を激しく回転させる方法です。

装置の機構は、槽の静止の状態で品物を固定し治具を
3〜4本のスピンドルで遊星旋回し、研磨材との相対運動
によって研磨します。

品物を治具に固定するため、打痕、圧痕が避けられ、
有機質メディア(例えば、クルミの殻)の使用によって
バフ加工と同等の品質が得られます。

品物の形状によっては、研磨されない部分が生じるので、
正回転、逆回転、姿勢変更などの工程が必要になります。

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