銀めっきとは？

銀は人体に無害で外観が美しく、熱、電気の良導体で
工業的には、はんだ付け性がよく、潤滑性に優れ、耐熱性が
よいので、洋食器、装飾部品、電気部品、機械部品などに
めっきされています。

電気めっきのほか、銀鏡反応を利用した無電解めっきが
電鋳技術に利用されています。

電気めっきはシアン浴が一般的で、光沢めっきと無光沢
めっきがあり、光沢めっきはセレンやアンチモンなどの
無機金属塩を添加し、硬質銀めっき（Hv100〜130）が得られます。
無光沢めっきはHv70〜90になります。

ｐH10以下の中性のノーフリーシアンの浴が電子部品の
高速度めっき用に使用されています。
ノーフリーシアン浴は無関係塩にりん酸やほう酸を使い
pH8〜9の浴が多い、全くシアンを含まないノーシアン浴は、
メタスルホン酸銀よう化カリウム系の浴が開発されています。

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