メッキQ&A


硬質クロムメッキの表面に縄目模様(Banding)が発生する原因は?

硬質クロムメッキ後の研削研磨において「Banding」とは
「焼け」(オーバーヒート)による網目模様状の軽微な
変色を意味します。

時としてその網目模様の中に、ギザギザやらせん模様の
破裂をみることがありますが、警備な場合は単に変色だけです。

「Banding」とは外周に起こるシンメトリックな模様で、
研削砥石が接触することにより発生します。
プランジカットする(ワークを回転させ、左右のトラバースを
止めた状態で砥石を当てる)際、目的の切込み量に達するまでの
時間が短すぎたり、切込み量が多すぎたりすると発生することが
あります。
また、潤滑性や摩耗軽減のために使われる研削液が不足する
場合に生じることもあります。

床屋のポールにも似たスパイラル状の変色した模様は、砥石ホイル
あるいは製品が左から右へトラバースしながら研削している間に
起きた「焼け」であり、編み目模様のような「らせん状」を呈します。

硬質クロムメッキのページはこちらから
お問合せのページはこちらから

キーワードで検索
 
複数キーワードをスペースを入れて検索してください。
(例)「硬質クロム 固い」「テフロン 400℃」 など

一覧に戻る

メッキのことならどんなことでもご相談ください

最短で24時間以内にお見積りいたします

PAGETOP

PAGETOP