メッキQ&A
マグネシウム合金に対する「陽極酸化処理法」は、
アルミニウムに対するアルマイト処理同様、電気化学的に
酸化皮膜を形成させる方法であり、1926年にL.J.Keelerが
重クロム酸溶液で、1928年にG.Pistorが水酸化ナトリウム
溶液でその処理法を確立しております。
現在、処理浴には酸性浴とアルカリ浴があり、酸性浴で
代表的なものは、DOW17法およびCr22法です。
また、アルカリ浴では、HAE法やDOW12法が代表的です。
なお国内においては、JIS H 8651「マグネシウム合金防食処理方法」
が制定されてます。