メッキQ&A
以下、文献からの抜粋をお知らせいたします。
加工コストの削減のため、高速切削化が進んでおり、工具
(ドリル、エンドミル、ホブ、ピニオンカッター類)は、
耐摩耗性、耐熱性、耐溶着性などが要求される。
タングステン、モリブデンを添加したハイス、タングステン
カーバイトをベースとした超硬合金、サーメット材が使用
されているが、高速、早送り切削では溶着などで使用が
不可能となる。
これらに対応するために物理的蒸着(PVD)による、
窒化チタン(TiN)、炭窒化チタン(TiCN)、炭化チタン
(TiC)や化学蒸着(CVD)によるダイヤモンド皮膜加工
が注目されている。