メッキQ&A


ダクロダイズド処理とは?

約300℃で焼付乾燥をすることで積層された亜鉛とクロムが結合し
強力な皮膜を形成する処理です。

ダクロタイズド処理に使用される処理液(ダクロディップ)は
金属亜鉛フレーク、無水クロム酸、グリコール等の分散水溶液
です。

ダクロディップ中に被処理物を浸漬した後、焼き付け炉中で
約300℃に加熱することによって六価クロムがグリコール等の
有機物によって還元され、水不溶性アモルファスのnCrO3・mCr2O3を
生成し、これがバインダーとなって、数十層に積層された亜鉛フレークを
相互に結び付けて被膜を形成します。
同時にダクロディップ中の無水クロム酸が金属素地表面を酸化して
化学的に結合し、強固な密着力を生じます。

【特長】
①塩水噴霧2000時間でも錆びない高耐食です
②塗装の下地などに適しています
③電気亜鉛めっきよりも格段に錆びにくいです

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