メッキQ&A


タフトライド処理とは?

軟窒化法のことで、ドイツのデグサ(株)の商品名です。
迅速塩浴軟窒化処理の一種で、520~570℃、10~120分で行う
液体窒化処理です。

この窒化処理による表面硬度は、本格的ガス窒化法の場合の
約半分で、ビッカース硬度570前後です。

塩浴の主成分は、青化カリウム、シアン酸カリウム、炭酸ソーダが
含まれていて、チオシアン酸が分解して発生する窒素と炭素が鋼材の
表面に侵入して窒化と浸炭が進行します。

硬度は比較的低いですが、耐摩耗性、耐疲労性、耐食性が良いので
高価な特殊鋼の代わりに自動車部品、工具などを作るのに用いられ
ています。

タフトライト処理と同じ意味になります。

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