メッキQ&A
一般的には、一般的には、20〜25%ぐらいの濃度で
処理します。
ただし、客先によって様々な規格があるのでそれに
沿って処理することになります。
フェライト系ですと、10%の濃度でも、素材が痛むと
思います。フェライト系には、専用の溶剤を使用したほ
うが無難です。
オーステナイト系ですと10%の濃度では、皮膜が生成
できないと思います。
一般的な濃度は、原液、30%としましたが以下の条件により
10%(オーステナイト系)でも可能性があります。
ビーカーテストを行なってみてください。
1.電解研磨した製品である。
2.浸漬時間を長くした(一般的には1時間程度)
3.処理温度を上げた(一般的には常温)
10%の濃度で皮膜が生成出来たかどうかの確認方法は正直、
目視で判断できません。専用の測定装置(電位差mvを測定)を
用いませんと正確な値は出ません。
工程は、次の通りです。
脱脂→酸洗い→不動態化処理(パシペート処理))→乾燥→
(必要であれば変色防止処理)